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園芸家12カ月 (中公文庫) (商品イメージ)
園芸家12カ月 (中公文庫)

彼自身も相当の園芸マニアで、この「園芸家十二ヶ月」は、実感情溢れる珠玉の園芸家(主に街暮らしの)リポートなのです。その絶妙のユーモアは、園芸に興味のない人を園芸マニアにおちいらせ、園芸マニアをますます重症にしてしまう。秋の園芸家は、お隣の庭が気になったり、新しい球根が欲しくなったり、止せばいいのにイソイソと出掛け、冬の園芸家は、本当の園芸家とはかくあるべしと言わんばかりに、土をフカフカさせることに躍起になっています。
書評ユーモラスな表紙の雰囲気そのままemiemi2003/11/14 20:19:00妙なタイトルだな?と思って手にとると、表紙にいる人物の姿に苦笑。木炭・黄色い砂・清潔なエルベ川の砂(その支流のモルダウ河の砂は不可)・ピート…全書評一覧トラックバックこの商品へのトラックバックはこちらに → http://ping.bk1.jp/tbk.cgi/2207594*3時間毎に反映されます。
かように園芸家の生態とは、年がら年じゅう様々な衝動に突き動かされ、居ても立ってもいられず庭に出て、どうにもままならない日光と水と土とを相手に格闘し、それで満足するどころか性懲りもなくずんずんドツボにハマっていくものなのです。本書では、園芸を熱心な趣味としてしまった者の哀しい(?)性が、鋭い人間観察によって丹念にというよりも、容赦ないほど執拗なくらいに描かれている気分です。

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